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「障害」に対する
私の考えや取り組みの
軸になっている
お話です。
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「定型発達症候群」は医学用語では
ありません。
アスペルガー(今は自閉症スペクトラム)と
診断された当事者の方が
自分たちを差別する定型発達に向けて
皮肉をこめてつけたのだそうです。
(参考文献)
このお話は特別支援に長年携わっている
とある先生から教えていただき
許可を頂いて描かせていただきました。
(お名前は先生の意向でふせます。)
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最近の研究で
自閉症スペクトラム症(以下ASD)の
特性は皆にもあることが判明したそうです。▼
その特性が濃くでると
発達障害やASDといった
診断がおりるシステムに
現在社会はなっています。
でも「発達」という言葉は
時間とともに変化することを
前提とした概念だそうで
ASDと診断されてもずっとそのままと
いうことではないそうです。
もしかして定型発達症候群に
なるかもしれない。
他のADHDやLDといった
発達障害が
併存していくかもしれない。
環境によって
鬱といった二次障害に
発展していくかもしれない。
(二次障害は防ぐことのできる障害と
いわれています)
皆がいろんな変化の可能性を秘めており
「あの子は定型発達症候群だよね」
「あいつって自閉症じゃないの」
などと争いを増すために
この作品を描いたわけでは
ないです。
『「障害」とは私とあなたの間にあるもの』
と心にずっととどめておきたく
自戒をこめて描きました。
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